全速力で回転していたモーターが、突然焼き切れて動かなくなることを、英語でバーンアウト(burnout)とよびます。
そして、懸命に働いていた人が突然無気力になり、職場に適応できなくなる症状を「燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)」といいます。
燃え尽き症候群は、慢性的なエネルギーの使い過ぎが引き起こす、精神的に衰弱した状態をいいます。
燃え尽き症候群には、次の2つのタイプがあるとされています。
燃え尽き症候群は、有能で上昇志向の強い人ほどかかりやすいといわれています。
頑固なまでに一途で、周囲の思惑を無視して突っ走る傾向がある人は、燃え尽き症候群に要注意です。
このような人がやがて心身のエネルギーを使い果たし、無気力、焦燥感を募らせて落ち込んでしまうのが、燃え尽き症候群なのです。