昇進うつ病に陥る人のタイプとしては、責任感が強い、上昇志向である、仕事中心に生きてきた、仕事や人生に対してきまじめである、仕事について家族などに相談しない、などといったことがあげられます。
しかも、昇進うつ病に陥る人のタイプとして、辛くても無理して頑張る傾向が強いだけに、うつ病が重症化しやすいという特徴があります。
昇進うつ病の症状としては、体がだるい、動悸、頭痛、めまい、発汗、吐き気、下痢、不眠など、自律神経失調症が示す症状全般にわたります。
昇進をきっかけとしたうつ病の他にも、転勤や失業、転職、退職など、環境の変化にともなってうつ病になるケースも最近増加しているといいます。
また、大きな仕事をやり終えた後で落ち込む「荷降ろし症候群」という症状も昇進うつ病に似た症状といえます。
特に、さまざまなストレスを抱える中高年層の方は、昇進うつ病や荷降ろし症候群に用心してください。