微笑みうつ病は、表面上はうつ病とは見えず、本人がすすんで心療内科などを受診しても、にこやかに振る舞うので、医師さえも診断にとまどうといいます。
その間にも「微笑みの下で」うつ病は刻々と進行しています。
最悪の場合、微笑みうつ病が原因で突然自殺するケースもあります。
微笑みうつ病をはじめ、心の病に対処するためには早期発見が非常に重要です。
うつ症状は生活リズムの乱れとして表れやすいので、朝に新聞を読む気がしないといった「朝刊シンドローム」、週末でも出勤していた方が落ち着くといった「休日神経症」などもその例です。
微笑みうつ病では、特に職場や家庭での人間関係などで無理をすることから生じやすいので、時には周囲に弱みを見せる心のゆとりと勇気を持つことが大切だと思います。