慢性疲労症候群の症状が6か月以上も続いたり、繰り返し現れて活動量が健康なときの半分以下の程度まで落ち込んだ状態が3か月以上になると、慢性疲労症候群と診断されます。
慢性疲労症候群は、エイズの初期症状に似ていることでも注目され、ウイルス感染や免疫異常などが推測されたようですが、原因となるウイルスは発見されていません。
また、慢性疲労症候群の精神症状は、うつ病の症状と大変よく似ており、実際、身体症状の微熱、のどの痛み、筋肉痛は、うつ病でも現れることがあります。
慢性疲労症候群の診断のキーポイントは、異常な疲労感や倦怠感です。