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強迫行為の種類

強迫行為の種類

強迫行為には、たとえば、何時間も手を洗い続ける「不潔恐怖」、間違いがなかったかどうか何度も繰り返し確認する「確認恐怖」などがあります。

これらの強迫行為は、自分では馬鹿げていると自覚していても、止めると不安になるために止めることができず、そのため日常生活が著しく困難になります。

強迫性障害(強迫神経症)は、思春期から青年期にかけて発症しやすく、男性は6〜15歳、女性は20〜29歳の間で初めて発症することが多いといわれています。

強迫性障害(強迫神経症)は、うつ病の発症のメカニズムと同様、脳内の神経伝達物質(セロトニン)がバランスを崩すことが原因で起こると一般的にいわれています。

そこで、強迫性障害(強迫神経症)の治療には、セロトニンの伝達を正常にする抗うつ薬を使用します。

強迫性障害(強迫神経症)でも特に不安や焦りが強い場合には、抗不安薬や抗精神病薬を併用することもあります。



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