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急性ストレス障害

急性ストレス障害

急性ストレス障害は心的外傷後ストレス障害(PTSD)と似ていますが、トラウマ体験から4週間以内に始まり、2日〜4週間で治まるという特徴があります。

急性ストレス障害は、恐怖を体験した後に起こり、本人はその出来事を頭の中で繰り返し再体験し、それを思い出させるものを避けようとし、不安が増大します。

一般に急性ストレス障害は、次の症状のうち3つ以上に該当する場合をいうとされています。

  1. 感覚の麻痺、外界との分離感、感情的な反応性の欠如
  2. 周囲のものごとへの注意力の低下
  3. 物事が現実ではないという感覚
  4. 自分自身が現実ではないという感覚
  5. トラウマ体験の核心部分の記憶の喪失

急性ストレス障害は比較的新しい不安障害の1つで、未だ不明な点が多くあります。



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